地域産品ジャーナルは、土産品・特産品事業者のための情報誌です。
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毎月1 回25日発行
購読料金 年間16,000 円( 税別・前納)
体裁 A4 判オールカラー 24 ~ 32 ページ
創刊 1997年11月  2000年6月第三種郵便物認可

月刊 地域産品ジャーナル

最新号 2024年10月号(第308号)

  • ★にっぽんの宝物★ 世界大会2024結果発表
  • 「全国物産展 JAPAN SELECT 推しうまーけっと2024」開催される
  • 「東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2024」
  • 地域ブランド『ふみや』逸品販売会開催~佐賀市北商工会~
  • 7月の延べ宿泊者数5,915万人泊、前年比8.6%増
  • <業界短信>
    ・ちんすこう地理的表示(GI)登録~GIで初めて菓子類が登録~
    ・亀屋万年堂 総本店グランドオープン
    ・「SNOOPY CHAYA」京都・嵐山にオープン
    ・「たこパティエ」新大阪駅土産店で50か月連続1位
    ・「スニック」好評 肉をそのままスナック菓子に
    ・白浜町とアサヒ飲料が包括連携協定を締結
  • <新製品紹介>
    ・「栗あんまんじゅう」黒麦まんじゅう本舗
    ・「ぴよりん生しるこサンド」松永製菓
    ・「焼酎麹発酵サラミ」クロイツェル
    ・「塩キャラメルフィナンシェ」ファッションキャンディ
    ・「あんこのびえいとろけるプリン」アスクゲート
    ・「大阪箕面もみじ饅頭」鈴木商店
  • 福井のアンテナショップおススメ土産品5選
  • 一六本舗が劇場アニメーションとコラボ

◆売れ筋ランキング◆

2024年7月特産・土産品
高速道路売店 / 空港売店 / ふるさとショップ

[データ・資料]

  • ・家計調査 7月
  • ・百貨店免税売上 7月
  • ・主要旅行業者取扱状況 7月

  • ・訪日外客数 7月
  • ・成田空港の運用状況 7月
  • ・沖縄入域観光客数 7月
  • ・北海道来道者数 7月


オーバーツーリズム緩和を


日本政府観光局(JNTO)が発表した8月の訪日外客数は、293万3,000人で前年同月比36.0%増加し、2019年同月比では16.4%増となり、7か月連続で同月過去最高を記録した。
インバウンド需要の回復とともに、当然のことながらオーバーツーリズムが大きな問題になってくる。富士登山に多くの外国人客が殺到しているのも、オーバーツーリズムの一面といえよう。旅行日程の都合もあるのか、軽装での弾丸登山を強行する人も多く、山の関係者は頭を痛める。人が多く集まれば、普段以上に気分が高まることから、思いがけない行動に出ることはよくあること。人命にかかわることだけに、節度ある行動が求められることは言うまでもないだろう。
観光客が多くなることで、観光地の地元住民の生活にも大きな影響が出ている。私有地への立ち入り、ゴミ問題、交通手段の確保など、いくつもの問題が起きている。観光客の分散を図る意味もあり、観光地、観光施設における二重価格設定(地元住民と観光客とで別価格にする)を検討する動きが出てきた。海外ではすでに導入しているところもあるようだ。安易な二重価格設定はまずいが、オーバーツーリズムの緩和に向け、本格的に検討する時期に来ているのではないだろうか。