地域産品ジャーナルは、土産品・特産品事業者のための情報誌です。
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毎月1 回25日発行
購読料金 年間16,000 円( 税別・前納)
体裁 A4 判オールカラー 24 ~ 32 ページ
創刊 1997年11月  2000年6月第三種郵便物認可

月刊 地域産品ジャーナル

最新号 2025年1月号(第311号)

  • 2025年新年のご挨拶 土産品新聞社 代表取締役社長 渡辺正彦
  • 厚労大臣賞に「笠間栗のパイまんじゅう」(亀印製菓)
    ~2024年度(第65回)全国推奨観光土産品審査会~
  • 東京駅限定土産&スイーツランキング2024を発表
  • 大垣市の老舗和菓子会社「株式会社槌谷」を完全子会社化
  • 北海道の高校生と共同開発のトマトパテ
  • 八ヶ岳産の野菜クッキー
  • 「有田焼ミニパフェ器付き」がおもてなしセレクション金賞
  • <業界短信>
    ・JR 加賀温泉駅直結にぎわい交流施設オープン
    ・埼玉県と山田うどんが観光PRでコラボ
    ・カステラにまつわるイベント開催
    ・藤沢市、藤沢市観光協会が手荷物預かりサービス開始へ
    ・熱海にヨーグルト専門店が初登場
    ・“柴犬印”のまんじゅう店オープン
  • <新製品紹介>
    ・「しろバウム」LightHouse
    ・「凍ル堂 あずきアイス」友桝飲料
    ・「横濱お米かりんと-The Rich-抹茶」ミツハシ
    ・「干支『巳』」お亀堂
    ・「KORO-KORO(コロコロ)」ヤタロー
    ・「坂角特撰たこ揚げ天」坂角総本舖
  • 銀座わしたショップ本店で「ハイサイチキン」を発売
  • 成田国際空港中間営業利益428%増、リテール事業好調
  • 京急川崎駅ホームで広島グルメと観光祭り
  • 観光・土産品業界2024年10大ニュース

◆売れ筋ランキング◆

2024年10月特産・土産品
高速道路売店 / 空港売店 / ふるさとショップ

[データ・資料]

  • ・家計調査 10月
  • ・百貨店免税売上 10月
  • ・主要旅行業者取扱状況 10月

  • ・訪日外客数 10月
  • ・成田空港の運用状況 10月
  • ・沖縄入域観光客数 10月
  • ・北海道来道者数 10月


積極的に地域産品のPRを


地理的表示(GI)登録を受けている産品は、2024年8月27日現在で、全国148産品が登録されている。その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因・環境の中で長年育まれてきた品質、社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護するもの。外国との相互保護や模倣品対策の充実により、海外においても保護される。
ビジネスにおいては、地域と結びついた産品の品質、製法、評判、ものがたりといった潜在的な魅力や強みを見える化し、国による登録やGIマークと相まって、効果的・効率的なアピール、取引における説明や証明、需要者の信頼の獲得を容易にするツールともなる。
現在、最も多く登録をしている都道府県は熊本県で、い草、あか牛、やまえ栗など9品が登録されている。北海道と岩手県の8品がこれに続く。その一方で、全く登録していない県がある。群馬県、埼玉県、千葉県、神奈川県の関東地方の4県だ。それぞれに魅力ある産品を持っているはずだが、なぜかGI登録をするに至っていない。
登録のメリットを感じていないのかどうかは定かではないが、地元産品をPRして積極的に売り込むためには、あらゆる手だてを講じることは必要だろう。