地域産品ジャーナルは、土産品・特産品事業者のための情報誌です。
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毎月1 回25日発行
購読料金 年間16,000 円( 税別・前納)
体裁 A4 判オールカラー 24 ~ 32 ページ
創刊 1997年11月  2000年6月第三種郵便物認可

月刊 地域産品ジャーナル

最新号 2023年12月号(第298号)

  • 名古屋の菓子メーカー 5社が官民共催で「おかしなハロウィン」
  • 全国観光土産品公取協 山梨大会を開催
  • 日本大豆ミート協会が発足
  • 10月の訪日外客数初めて2019年同月を上回る
  • 7-9月期の国内旅行消費額は6兆2,899億円
  • 第7回「組合まつり in TOKYO ~技と食の祭典!~」開く
  • 第13回「通販食品展示商談会」開く、150社1000アイテム展示
  • うなぎパイ V.S.O.P. 発売30周年でエピソード募集
  • 「なごみの米屋」とクオン、和菓子のファンコミュニティを開設
  • 改良に10年かけて誕生した柿「秋王」
  • 北海道美瑛町の名産品にと考え出された「とろけるプリン」
  • ~既存商品をもう一度光輝かせる~リバーサル&新商品プレス発表会開催/埼玉県
  • <決算情報>
    ・ 寿スピリッツ、インバウンド対策強化などで増収増益
    ・ タカチホ第2四半期営業利益52%増、みやげ卸売事業益は88%増
    ・ なとり、チーズ鱈製品などが好調で営業利益93%増加
    ・ 創健社中間決算増収減益
  • <新製品紹介>
    ・「鬼滅の刃こたべ 抹茶」美十
    ・「文菓子 走れメロス」亀屋良長
    ・ 新感覚のデコレーションフィナンシェ「Luxhe」TOYEVER
    ・「ファームトゥーバーチョコレート(スイート&ミルク)」ロイズ
    ・「千房お好み焼味せんべい」千房
    ・「とろけるいちごプレミアム」「至福のかき餅」スギ製菓
  • ここ滋賀開館6周年記念「北琵琶湖まつり」を開催
  • 「八重山島ぐらしカレッジ」横浜で開講

◆売れ筋ランキング◆

2023年9月特産・土産品
高速道路売店 / 空港売店 / ふるさとショップ

[データ・資料]

  • ・家計調査 9月
  • ・百貨店免税売上 9月
  • ・主要旅行業者取扱状況 9月

  • ・訪日外客数 9月
  • ・成田空港の運用状況 9月
  • ・沖縄入域観光客数 9月
  • ・北海道来道者数 9月


外国人観光客つなぎ止めを


日本政府観光局(JNTO)によると、10月の訪日外客数が251万6,500人となり、ついに2019年同月の外客数を上回った。足かけ4年たち、ようやく観光産業に光が見えてきたと言えるだろうか。アニメの聖地とも言われる東京・秋葉原に降り立ってみる と、外国人の多さに一瞬たじろぐ。どこの国に来たのだろうか?と大げさではなくそう感じる。
円安効果もあり、外国人観光客が落とす金額はかなりの数字になる。コロナ禍以降苦汁を飲まされてきた土産品・観光業界にとっては、一筋の光明と言えよう。歴史的な円安が、彼らの財布のひもを緩めて消費支出を増加させている。長期化する滞在日数もあり、旅行中に200万円も使った夫婦がいたとか。
それにしても驚くのはSNSの影響力の大きさだ。 日本人でも知らないような隠れた映えスポットのいかに多いことか。先日テレビで放映されていたのだが、東京タワーの知られざる映えスポットとして、地下駐車場に行く階段を下から見ると東京タワーがきれいに見える場所があり、そこで写真を撮るために外国人が行列を作っているのだ。SNSで紹介されて続々と外国人観光客が集まっている。いかに知られざる映えスポットを見つけ出し紹介していくか。
戻ってきた外国人観光客を今後もつなぎ止め、彼らを軸に新しい外国人をどう迎えるかをこれからは考えていかなければならない。