地域産品ジャーナルは、土産品・特産品事業者のための情報誌です。
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毎月1 回25日発行
購読料金 年間16,000 円( 税別・前納)
体裁 A4 判オールカラー 24 ~ 32 ページ
創刊 1997年11月  2000年6月第三種郵便物認可

月刊 地域産品ジャーナル

最新号 2024年9月号(第307号)

  • 十和田市観光物産センターで新紙幣発行記念商品
  • 総合グランプリは「果実とバターのサブレ」~JR東日本おみやげグランプリ2024」~
  • 宮城県人気おみやげランキング
  • 九州のおみやげNo.1に「博多通りもん」
  • 「ギフト・ショー秋2024」9月4~6日に開催
  • 春華堂が東京・原宿にカフェレストラン
  • 上野駅「PLATFORM13」全体開業
  • 1-3月期の国内旅行消費額横這い6,000億円
  • 次世代アンテナショップ&DX 体験ショールーム「KITTE 大阪」にオープン
  • 房総横断鉄道プロジェクト、「まちなかシネマ」町田市が今年も開催他
  • <新製品紹介>
    ・「子規食ム餡パン饅頭」一六
    ・「さくピー 小笠原島レモン うま塩味」日本果汁
    ・「ポテトチップス とりしお味」カルビー
    ・「レモンケーキ」赤い風船
    ・「国産渋皮栗のケーキ」神戸屋
    ・「牧場手づくりミルクチーズケーキ キャラメル岩塩」ホウライ
    ・「蜂屋柿くりーむさんど」「蜂屋柿ふぃなんしぇ」若尾製菓
    ・「とうもろこしサイダー」木村飲料
    ・「しまなみキャット パイナップルアイスクリーム」しまなみブルワリー
    ・「札幌おかき Oh! じゃがいも」YOSHIMI
    ・「東京ばな奈クリスピーミルク」グレープストーン
    ・「カントリーマアム(蜜芋ブリュレ)」他 不二家
  • とっとり・おかやま新橋館に「蛇口から白桃ジュース! スタンド」
  • 宮崎県のアンテナショップが大阪梅田にオープン
  • 道の駅 蓮如の里あわら、来場者55万人を達成

◆売れ筋ランキング◆

2024年6月特産・土産品
高速道路売店 / 空港売店 / ふるさとショップ

[データ・資料]

  • ・家計調査 6月
  • ・百貨店免税売上 6月
  • ・主要旅行業者取扱状況 6月

  • ・訪日外客数 6月
  • ・成田空港の運用状況 6月
  • ・沖縄入域観光客数 6月
  • ・北海道来道者数 6月


また一つ商店街が消ゆ


とある東京・下町の商店街が、その姿を消すことになった。一時は100店舗ほどの商店が軒を連ねていたという。
昭和、平成を通して、町の台所や子供たちの遊び場として、多くの人が行きかう活気のあるところだった。夕方には車両を通行止めにして、買い物客の便宜も図っていた。
長い歴史を誇る商店街ではあったが、それだからこそか、商店主の高齢化が目立ち、加えて後継者難による店舗継続が難しくなり、櫛の歯が欠けるように1店1店と徐々に閉店する店が増える。
気がつけばマンション、アパート、コインパーキングなどにその姿を変えていった。今では数えるほどの店が、細々と営業しているだけになってしまった。商店街を運営することが困難となり、ついに商店街として役割を終えることに。商店街の名を記したアーチや街路灯を撤去する時には、随分と口惜しい思いをした人も多かっただろうと想像する。
人々の暮らしとともに歩んできたかつての商店街は、生活感の感じられない町並みに変わっていく。雑多な通りが、整然とした住宅街の様相を呈していく。町並みとしては綺麗になってきているものの、何だか寂しい感じが否めない。